2010年5月にオープンしてから、それまで池袋へ来た時の食事=マルハバだったのが、交互に行くようになりました。メニューも少しずつ増えていっている模様。
何故か埼京線沿線にウイグルレストランが集中していますね。
ローラン@池袋、シルクロードハウス@十条(※2010年11月に閉店してしまったとのこと。立地が悪かったかな……?)、シルクロードタリム@南与野、とあり、新宿のタリムウイグルレストランと並んでローランは最高の立地を誇ります。
ではマルハバの入り口のすぐ左から通路を進んでみると……
ウイグルやウズベキスタンで御馴染みの踊り子が描かれた絵が。
このドアを開けて中に入ります。
中は4人掛けテーブルが6個くらい並んでいるだけなので、運が悪いと満席で入れません。
この日も来店するお客さんが絶えなかったのですが、満席で入れない様子でした。
行くと決めているなら予約した方が確実でしょう。
1人で来ると数を頼めないのが難点。
オーソドックスにこの2品で行きます。
□Kawap
中国延辺料理の「羊肉串」(Yang-Rou-Chuan)の味付けの元となったとされているのが新彊のカワプ。
お店により、味も少し違うのでしょうが、基本はクミン、チリをベースとしたシンプルな味。それと羊肉串に比べると肉が大きめにカットされていますね。
3本あるうち1本は、羊のレバーです。臭みがなく、食感も味も豚のレバーに近いです。
カワプと来たら、新彊のナンを食べたいところですが、残念ながらトヌル(タンドール)が無いそうなのでここでは食べられません。新彊のナンを日本で食べるには、南与野のシルクロードムラトまで行かなければならないようです。
という訳でメインディっシュです。
ウズベキスタンや新彊といったら、やはりこれ。
□ロイヤルラグメン
開店当初は、ラグメンの種類は一つしかありませんでしたが、今は家庭スタイル、炒め麺、スープ麺など、実に種類豊富です。辛さは現地より控え目とのことなので、お好みでテーブルの上に用意されているチリペーストや黒酢を加えて調整します。それぞれ小匙1を加えた味が好きです。
他にも「ポロ」があります。米の品種が異なる点を除けば、アフガニスタンの「カブリパラオ」にとても近い料理です。
一度は現地であの巨大鍋で調理されたポロを食べてみたいものです。
実は私の妻は中国人なので、里帰りした時にでもウイグルへ足を伸ばそうか、というような事を話しておりますが、果たして実現するか……?
イランやアフガニスタン同様、イメージに反してウイグル料理はスパイスをそれほど使っていないみたいです。スパイスが苦手な人からすると、中央アジア~西アジアの料理はインド料理と同じイメージで捉えられがちなのですが、一度試してみると以外とイケるんじゃないかな?
寧ろ、スパイスというか、薬味の癖の強さという点では、中華料理の方が強烈な気がします。
今度は南与野まで足を伸ばしてみたいのですが、微妙に遠い…… :(
その前に、アルカラムかカラチへ行こうと思います。
それにしても最近「ランディワ@茨城、石下」のSPディナーにいけなくて残念です。
2回ほど行ったのですが、SPディナーの御題は毎回変わる為、スリランカ料理の回に当たったことがないのです(笑)
ちなみに私が訪問した時の御題は、「中華」、「BBQ」(南米料理みたい)でした。
2chの茨城カレースレを読むと、Pray room付きレストラン(というよりも、近隣ムスリム向け食堂)が存在するらしい等、茨城はカレー好きにはたまらない場所だったりします。