2011年3月8日火曜日

ウイグル料理ローラン@池袋

AL-Flahに行った日に夕食を取ったのが、マルハバ真横にあるウイグルレストラン「ローラン」。
2010年5月にオープンしてから、それまで池袋へ来た時の食事=マルハバだったのが、交互に行くようになりました。メニューも少しずつ増えていっている模様。

何故か埼京線沿線にウイグルレストランが集中していますね。
ローラン@池袋、シルクロードハウス@十条(※2010年11月に閉店してしまったとのこと。立地が悪かったかな……?)、シルクロードタリム@南与野、とあり、新宿のタリムウイグルレストランと並んでローランは最高の立地を誇ります。


ではマルハバの入り口のすぐ左から通路を進んでみると……



ウイグルやウズベキスタンで御馴染みの踊り子が描かれた絵が。




このドアを開けて中に入ります。

中は4人掛けテーブルが6個くらい並んでいるだけなので、運が悪いと満席で入れません。
この日も来店するお客さんが絶えなかったのですが、満席で入れない様子でした。
行くと決めているなら予約した方が確実でしょう。


1人で来ると数を頼めないのが難点。
オーソドックスにこの2品で行きます。


□Kawap


中国延辺料理の「羊肉串」(Yang-Rou-Chuan)の味付けの元となったとされているのが新彊のカワプ。
お店により、味も少し違うのでしょうが、基本はクミン、チリをベースとしたシンプルな味。それと羊肉串に比べると肉が大きめにカットされていますね。
3本あるうち1本は、羊のレバーです。臭みがなく、食感も味も豚のレバーに近いです。

カワプと来たら、新彊のナンを食べたいところですが、残念ながらトヌル(タンドール)が無いそうなのでここでは食べられません。新彊のナンを日本で食べるには、南与野のシルクロードムラトまで行かなければならないようです。

という訳でメインディっシュです。
ウズベキスタンや新彊といったら、やはりこれ。


□ロイヤルラグメン



開店当初は、ラグメンの種類は一つしかありませんでしたが、今は家庭スタイル、炒め麺、スープ麺など、実に種類豊富です。辛さは現地より控え目とのことなので、お好みでテーブルの上に用意されているチリペーストや黒酢を加えて調整します。それぞれ小匙1を加えた味が好きです。

他にも「ポロ」があります。米の品種が異なる点を除けば、アフガニスタンの「カブリパラオ」にとても近い料理です。
一度は現地であの巨大鍋で調理されたポロを食べてみたいものです。
実は私の妻は中国人なので、里帰りした時にでもウイグルへ足を伸ばそうか、というような事を話しておりますが、果たして実現するか……?


イランやアフガニスタン同様、イメージに反してウイグル料理はスパイスをそれほど使っていないみたいです。スパイスが苦手な人からすると、中央アジア~西アジアの料理はインド料理と同じイメージで捉えられがちなのですが、一度試してみると以外とイケるんじゃないかな?
寧ろ、スパイスというか、薬味の癖の強さという点では、中華料理の方が強烈な気がします。



今度は南与野まで足を伸ばしてみたいのですが、微妙に遠い…… :(
その前に、アルカラムかカラチへ行こうと思います。

それにしても最近「ランディワ@茨城、石下」のSPディナーにいけなくて残念です。
2回ほど行ったのですが、SPディナーの御題は毎回変わる為、スリランカ料理の回に当たったことがないのです(笑)
ちなみに私が訪問した時の御題は、「中華」、「BBQ」(南米料理みたい)でした。

2chの茨城カレースレを読むと、Pray room付きレストラン(というよりも、近隣ムスリム向け食堂)が存在するらしい等、茨城はカレー好きにはたまらない場所だったりします。

2011年3月5日土曜日

パキスタン菓子

マルハバ(池袋)の経営元のAL-FLAH Suparmarketへ行ってきました。
冷凍庫に余裕がないので、ナン1袋だけ求めて行ったつもりが美味しそうな菓子を発見し、ナンの替わりに買ってきました。







■BULFI




名前だけでなく、味もクルフィに似ています。冷凍庫で保存し、食べる1時間前に取り出しておきます。しっかり固まっており、べたついたりはしません。
練乳をそのまま固めたような濃厚さで、かなりの高kcalと思われる。


■LADDOO



材料によって色々なLaddooがあるそうです。
材料がGram flourなので、これはBesan Ke Laddooと呼ぶみたいですね。
味はシロップに漬け込まないGulab Jamunという感じで、どちらかといえばドーナツに近い食感。

いずれも強烈に甘く、コーヒータイムのお供に悪くないと思います。
AL-FLAHは、たまにこういうマニアックな菓子を販売してくれるので見逃せません。
(輸入元は柏のA.A.G.Enterprises)


私が頻繁にハラールショップへ行きますが、決まって訪れるのが次の3店舗。

(1)Darvish Shop(イラン系)
秋葉原駅からそう遠くない。
乾燥ハーブやトルシー、スパイスなど、イラン系ならではの品揃え。
肉類も安いのですが、一番の目玉はイラン産フレッシュデーツ。500~600g入りで、仕入れたてなら400円。
ラマダン終わって売れ残り気味になると、なんと200円に値下げしてくれたり。
他にも夏になるとISTAKというノンアルコールビールが、先月はイラン産ザクロが100円で売ってました。


(2)Green Nasco(パキスタン系)
新大久保駅すぐ近く。店員さんが気だるそうなのが印象的(笑)
バスマティライスが1kg400円だったり、国産ハラール丸鶏が400円だったり、勿論、各種スパイスや豆など、パキスタン料理に必要な物は一通り揃っています。羊の脳味噌と、羊キーマは何故か切らしてることが多い。
そして個人的にこのお店の目玉商品は、伊勢崎マディーナ特製のナン。普通のインド料理店ではまず見かけないタイプで、食感も驚く程にふんわり。しかしながら生地がギッシリ密度があって、食べ応え十分。
甘みと塩味のバランスが絶妙で、冷凍庫さえ広ければ何パックでも買い溜めしてしまいそう。


(3)AL-FLAH Supermarket(パキスタン系)
ここは商社も兼ねていて、どんどん新商品がパキスタンから入ってきます。
ショップメイドの冷凍シークカバブやシャミカバブ、冷凍ナンなど、マルハバの運営元ならではの商品が並びます。

ナンは、出来れば電話予約して冷凍する前の状態のを買うのをオススメします。
英語しか通じませんが、「~日の~時頃に行く」という事と、「Fresh Naanを~パック欲しい」という事さえ伝えればOKです。